全日本少年サッカー大会 茨城県大会

◆ 県大会 (2010年5月30日、6月6日、13日、20日)

全日本少年サッカー 茨城県大会 トーナメント表


■ 第1日目(2010年5月30日)

A 鹿島アントラーズ 竹園東FC 下辺見SSS 勝点 得点 失点 得失点差 順位
鹿島アントラーズJr *** 7 ○ 0 2 ○ 0 6 9 0 +9 1
竹園東FC 0 ● 7 *** 0 ● 5 0 0 12 -12 3
下辺見SSS 0 ● 2 5 ○ 0 *** 3 5 2 +3 2

B 手代木SC 吉田ヶ丘SSS 古河JFC 勝点 得点 失点 得失点差 順位
手代木SC *** 1 ● 4 2 ○ 0 3 3 4 -1 2
吉田ヶ丘SSS 4 ○ 1 *** 4 ○ 0 6 8 1 +7 1
古河JFC 0 ● 2 0 ● 4 *** 0 0 6 -6 3

C 阿見FC 岩間SSS 塙山SSS 勝点 得点 失点 得失点差 順位
阿見FC *** 0 ● 1 0 ● 3 0 0 4 -4 3
岩間SSS 1 ○ 0 *** 0 ● 2 3 1 2 -1 2
塙山SSS 3 ○ 0 2 ○ 0 *** 6 5 0 +5 1

D FCリリー 神谷SSS さしまSSS 勝点 得点 失点 得失点差 順位
FCリリー *** 9 ○ 1 0 △ 0 4 9 1 +8 1
神谷SSS 1 ● 9 *** 3 ○ 2 3 4 11 -7 2
さしまSSS 0 △ 0 2 ● 3 *** 1 2 3 -1 3

E FC日立 双葉台SSS 石岡東FC 勝点 得点 失点 得失点差 順位
FC日立 *** 1 ○ 0 0 △ 0 4 1 0 +1 2
双葉台SSS 0 ● 1 *** 0 ● 3 0 0 4 -4 3
石岡東FC 0 △ 0 3 ○ 0 *** 4 3 0 +3 1

F 荒谷台SS FC北浦 中SSS 勝点 得点 失点 得失点差 順位
荒谷台SS *** 0 △ 0 0 △ 0 2 0 0 0 2
FC北浦 0 △ 0 *** 3 ○ 0 4 3 0 +3 1
中SSS 0 △ 0 0 ● 3 *** 1 0 3 -3 3

G 津田SSS 助川SSS 岡田FC 勝点 得点 失点 得失点差 順位
津田SSS *** 1 △ 1 1 ○ 0 4 2 1 +1 2
助川SSS 1 △ 1 *** 3 ○ 2 4 4 3 +1 1
岡田FC 0 ● 1 2 ● 3 *** 0 2 4 -2 3

H FC石岡 エスペランサ総和 堀原SSS 勝点 得点 失点 得失点差 順位
FC石岡 *** 2 ○ 0 1 ○ 0 6 3 0 +3 1
エスペランサ総和 0 ● 2 *** 1 △ 1 1 1 3 -2 3
堀原SSS 0 ● 1 1 △ 1 *** 1 1 2 -1 2

I 大宮SSS とりで倶楽部 軽野SSS 勝点 得点 失点 得失点差 順位
大宮SSS *** 0 △ 0 4 ○ 2 4 4 2 +2 2
とりで倶楽部 0 △ 0 *** 3 ○ 0 4 3 0 +3 1
軽野SSS 2 ● 4 0 ● 3 *** 0 2 7 -5 3

J アントラーズつくば 鉾田SSS 絹川SSS 勝点 得点 失点 得失点差 順位
鹿島アントラーズつくば *** 4 ○ 0 9 ○ 0 6 13 0 +13 1
鉾田SSS 0 ● 4 *** 0 ● 4 0 0 8 -8 3
絹川SSS 0 ● 9 4 ○ 0 *** 3 4 9 -5 2

K 秋山SSS GBC土浦SS 土合FC 勝点 得点 失点 得失点差 順位
秋山SSS *** 1 △ 1 0 △ 0 2 1 1 0 2
GBC土浦SS 1 △ 1 *** 1 △ 1 2 2 2 0 1
土合FC 0 △ 0 1 △ 1 *** 2 1 1 0 2

L 岩井オーレFC 常総アイデンティ 湊第二SSS 勝点 得点 失点 得失点差 順位
岩井オーレFC *** 2 ○ 0 1 ○ 0 6 3 0 +3 1
常総アイデンティU-12 0 ● 2 *** 0 ● 1 0 0 3 -3 3
湊第二SSS 0 ● 1 1 ○ 0 *** 3 1 1 0 2

M ばらきSC 境町SS 高松小SSS 勝点 得点 失点 得失点差 順位
ばらきSC *** 1 ○ 0 5 ○ 0 6 6 0 +6 1
境町SS 0 ● 1 *** 5 ○ 0 3 5 1 +4 2
高松小SSS 0 ● 5 0 ● 5 *** 0 0 10 -10 3

N 石下SSS 宮和田FC 舟石川SSS 勝点 得点 失点 得失点差 順位
石下SSS *** 0 △ 0 1 ● 4 1 1 4 -3 3
宮和田FC 0 △ 0 *** 0 ● 2 1 0 2 -2 2
舟石川SSS 4 ○ 1 2 ○ 0 *** 6 6 1 +5 1

O JSCしもつま 新荘常磐SSS フレンドシッパーズ 勝点 得点 失点 得失点差 順位
JSCしもつま *** 2 ○ 1 1 ● 2 3 3 3 0 2
新荘常磐SSS 1 ● 2 *** 0 ● 3 0 1 5 -4 3
舟島フレンドシッパーズ 2 ○ 1 3 ○ 0 *** 6 5 1 +4 1

P 高崎SSS 高野SSS M・K・O SS 勝点 得点 失点 得失点差 順位
高崎SSS *** 2 ○ 0 2 ○ 0 6 4 0 +4 1
高野SSS 0 ● 2 *** 0 △ 0 1 0 2 -2 2
M・K・O SS 0 ● 2 0 △ 0 *** 1 0 2 -2 2

Q 納場SSS 南飯田SSS 桜南ファイターズ 勝点 得点 失点 得失点差 順位
納場SSS *** 1 ○ 0 2 △ 2 4 3 2 +1 1
南飯田SSS 0 ● 1 *** 0 △ 0 1 0 1 -1 3
桜南ファイターズSC 2 △ 2 0 △ 0 *** 2 2 2 0 2

R 鹿島SSS 龍ヶ崎SSS 石川SSS 勝点 得点 失点 得失点差 順位
鹿島SSS *** 4 ○ 0 6 ○ 0 6 10 0 +10 1
龍ヶ崎SSS 0 ● 4 *** 0 ● 2 0 0 6 -6 3
石川SSS 0 ● 6 2 ○ 0 *** 3 2 6 -4 2

S 古河SS 日立田尻SSS 湊第一SSS 勝点 得点 失点 得失点差 順位
古河SS *** 2 ○ 0 5 ○ 0 6 7 0 +7 1
日立田尻SSS 0 ● 2 *** 0 ● 4 0 0 6 -6 3
湊第一SSS 0 ● 5 4 ○ 0 *** 3 4 5 -1 2

プロジェクトSS 〜挑戦者たち〜
これは、全国大会6年ぶり出場に挑む子供たちの記録である。
風の中のすーばるぅ〜♪

第一話  「初戦のかべ」

東の絶対王者・鹿島アントラーズJr、南の二大勢力、赤い稲妻・ばらきSC&皇帝・鹿島アントラーズつくば、西の大胆不敵・境SS、将軍率いるアズーSC、北の青い巨頭・FC日立、そしてわれらが古豪復活にかけるエンジ軍・古河SS。地区大会を勝ち抜いてきた強豪チームが1つの代表枠をめぐりワールドカップをはさむ一ヶ月の熱き戦いが始まる。

●第1試合 対 日高田尻SSS 2○0

序盤からボールを支配し相手陣内での攻撃を続けるも動きが硬い!これが全日本の重圧か?初戦の緊張か?2トップ(9)、(14)にボールを集めサイドに散らすもフィニッシュが悪い。シュートが枠外、相手DFにカットされる場面が多い。
前半15分、右ハーフ(8)がドリブルでサイドを割りマイナスのセンターリングをボランチ(6)がシュート、つまったボールが高く上がりGKの前でバウンド、そこへ(7)が頭で飛び込みようやく先取点!コーナーキックも前半だけで9本。
後半に入り、ハーフェーラインでボールを受けた(9)が強引に中央突破を開始、相手DFに止められるもそのまま180度回転シュート2点目、トルネードシュートだ。苦戦しながらも何とか勝利。しかし、後半途中の怒涛の攻撃3分間のシュートをすべてはじき返す相手の守備はすごい!

●第2試合 対 湊第一SSS 5○0

 第一試合は苦しんだが次は、ん、でかいぞ。大丈夫か?
立上がりは先ず先ずだが初戦に比べパス回しも細かいというかフニッシュまでが遠い。
ベンチでは「広く広く」「変えろ変えろ」の指示が飛ぶ。早い時間帯で先取点が取れない
そんな中コーナーキックから(5)のヘティングシュートがようやく決まる。実にこれまで累計14本目、後半、全体的に押し上げていたDFライン。右バック(16)が落とされたボールをシュート、コースが変わりゴール、チームメイトから頭ペンペンの祝福。コーナーキックから本日2点目となる(5)のドンピシャヘティング3点目、センターバック(4)のGKの頭上を越すミドルシュート、4点目。ここまでDF陣の大活躍!どうした攻撃陣、とくに10番、頭が重いのは分かるが頭抱える場面が多すぎ。終盤に(14)がドリブル突破からサイドに豪快に決め5点目、5−0で勝利!
 なにはともあれ1次リーグ通過、隣ではアズーも2勝し共に県大会2日目進出。
残り4週間、大会の雰囲気に呑まれず、全力で戦え。
敗れていったチームの熱き思いを自分たちの力に変えて!(ケンシロウのように・・・)

PS 毒蝮コーチ。子供たちの勝利そして自分へのご褒美に大好きなやきそばで!
第二話につづく
古河SS

T 佐野SSS 千代田SS 古河中央SSS 勝点 得点 失点 得失点差 順位
佐野SSS *** 2 ○ 0 2 ○ 0 6 4 0 +4 1
千代田SS 0 ● 2 *** 0 ● 2 0 0 4 -4 3
古河中央SSS 0 ● 2 2 ○ 0 *** 3 2 2 0 2

U 息栖SSS 常北SSS アセノSC 勝点 得点 失点 得失点差 順位
息栖SSS *** 0 △ 0 0 ● 3 1 0 3 -3 3
常北SSS 0 △ 0 *** 1 △ 1 2 1 1 0 2
アセノSC 3 ○ 0 1 △ 1 *** 4 4 1 +3 1

V 古河AZUL SC 吾妻SC 緑岡SSS 勝点 得点 失点 得失点差 順位
古河AZUL SC *** 1 ○ 0 2 ○ 0 6 3 0 +3 1
吾妻SC 0 ● 1 *** 0 △ 0 1 0 1 -1 2
緑岡SSS 0 ● 2 0 △ 0 *** 1 0 2 -2 3

W 波野SSS 八千代町SS バルチーダFC 勝点 得点 失点 得失点差 順位
波野SSS *** 0 ● 3 1 ● 4 0 1 7 -6 3
八千代町SS 3 ○ 0 *** 0 ● 1 3 3 1 +2 2
バルチーダFC竜ヶ崎 4 ○ 1 1 ○ 0 *** 6 5 1 +4 1

X ウィンズFC土浦 田尻SSS 笠原SSS 勝点 得点 失点 得失点差 順位
ウィンズFC土浦 *** 1 ○ 0 0 ● 2 3 1 2 -1 2
田尻SSS 0 ● 1 *** 0 ● 4 0 0 5 -5 3
笠原SSS 2 ○ 0 4 ○ 0 *** 6 6 0 +6 1


■ 第2日目 (2010年6月6日)

a 鹿島アントラーズ 吉田ヶ丘SSS 塙山SSS 勝点 得点 失点 得失点差 順位
鹿島アントラーズ *** 2 ○ 0 2 ○ 0 6 4 0 +4 1
吉田ヶ丘SSS 0 ● 2 *** 1 ○ 0 3 1 2 -1 2
塙山SSS 0 ● 2 0 ● 1 *** 0 0 3 -3 3

b FCリリー 石岡東FC FC北浦 勝点 得点 失点 得失点差 順位
FCリリー *** 4 ○ 1 3 ○ 0 6 7 1 +6 1
石岡東FC 1 ● 4 *** 3 ○ 0 3 4 4 0 2
FC北浦 0 ● 3 0 ● 3 *** 0 0 6 -6 3

c 助川SSS FC石岡 とりで倶楽部 勝点 得点 失点 得失点差 順位
助川SSS *** 1 ● 4 1 ● 2 0 2 6 -4 3
FC石岡 4 ○ 1 *** 2 ○ 0 6 6 1 +5 1
とりで倶楽部 2 ○ 1 0 ● 2 *** 3 2 3 -1 2

d アントラーズつくば GBC土浦SS 岩井オーレFC 勝点 得点 失点 得失点差 順位
鹿島アントラーズつくば *** 5 ○ 0 3 ○ 0 6 8 0 +8 1
GBC土浦SS 0 ● 5 *** 2 △ 2 1 2 7 -5 3
岩井オーレFC 0 ● 3 2 △ 2 *** 1 2 5 -3 2

e ばらきSC 舟石川SSS フレンドシッパーズ 勝点 得点 失点 得失点差 順位
ばらきSC *** 5 ○ 0 5 ○ 0 6 10 0 +10 1
舟石川SSS 0 ● 5 *** 3 ● 4 0 3 9 -6 3
舟島フレンドシッパーズ 0 ● 5 4 ○ 3 *** 3 4 8 -4 2

f 高崎SSS 納場SSS 鹿島SSS 勝点 得点 失点 得失点差 順位
高崎SSS *** 3 ○ 0 1 ○ 0 6 4 0 +4 1
納場SSS 0 ● 3 *** 0 ● 1 0 0 4 -4 3
鹿島SSS 0 ● 1 1 ○ 0 *** 3 1 1 0 2

g 古河SS 佐野SSS アセノSC 勝点 得点 失点 得失点差 順位
古河SS *** 2 ○ 0 7 ○ 0 6 9 0 +9 1
佐野SSS 0 ● 2 *** 4 ○ 0 3 4 2 +2 2
アセノSC 0 ● 7 0 ● 4 *** 0 0 11 -11 3

プロジェクトSS 〜挑戦者たち〜

第二話 「ベスト8への歩み」

 市役所を選手、スタッフを乗せたバスは、笠松に替わり、茨城県少年サッカーの聖地に成りつつあるひたちなかサッカー協会グランドへ向かう。(途中、ひたちなかの看板を掲げた毒蝮コーチをあいのりさせて!)

● 第一試合 対 佐野SSS 2○0
中村杯の県大会でも対戦しているチーム、本日1本目のコーナーキックを(7)が合わせて先取点。追加点がほしい時間帯に右サイドからの攻撃、うまくパスをつないで(8)のセンターリングを(9)が打点の高いヘティングで2点目。後半足が止まる場面が多く得点なしに終わる。暑さのせいじゃないだろうがもっと調子を上げていかないと。

● 第二試合 対 アセノSC 7○0
 開始からパスが回らず相手にドリブルをゆるし、シュートまで行かれる場面が続く、なんとか持ち直したSS、右サイドから(10)のボールを初先発5年生(17)が先制。
その後、トップでボールを受けた(17)が左サイドを駆け上がる(7)へ絶妙なパス。
そのままドリブルで切り込んでシュート2点目、
 ハーフタイムにボールをさばき切れないキャプテンが喝を入れられる。
ドリブル突破の(7)が倒されPK。3点目。 左サイドでひたすら上下運動を繰り返していた(2)がピンポイントセンターリングに途中出場した(11)が間髪いれずに追加点。(怪我に悩まされ思うようにプレーができなかったため思わずウルウルきてしまった。) コーナーキックのこぼれ玉を(5)がシュート5点目、終盤に左サイドから(8)が立て続けに2得点し快勝。

ベスト8が出揃った。帰りのバスの中で子供たちは大はしゃぎ組と爆睡組に分かれ、Fコーチは鼻歌を歌い、Oコーチは眉毛の手入れをし、A監督は日に焼けた真っ赤な鼻を気にしながら、和気あいあい。帰りのバスはこんなムードが最後日まで続くことを祈りながら・・・

 古河に到着し解散後、コンビニに立ち寄ると息子に声を掛けてくれた若者達が、聞けば古河SS出身で鬼コーチ陣にかなり絞られた思い出があるとか。息子の目をしっかり見つめ「がんばれよ」って。
その他、SSの練習相手になってくれてるOB,FC古河の選手達、応援に駆けつけてくれるOB父兄、気にかけてくれてる少年団関係者、ありがとうございます。なによりSS5年生、君たちの応援が選手たちの力になる。ありがとう、熱き思いを胸に次週につづく・・・
古河SS

h 古河AZUL SC バルチーダFC 笠原SSS 勝点 得点 失点 得失点差 順位
古河AZUL SC *** 3 ○ 1 4 ○ 0 6 7 1 +6 1
バルチーダFC竜ヶ崎 1 ● 3 *** 1 △ 1 1 2 4 -2 2
笠原SSS 0 ● 4 1 △ 1 *** 1 1 5 -4 3


■ 第3日目 (2010年6月13日、20日)


アントラーズ  FCリリー FC石岡 つくば 勝点 得点 失点 得失点差 順位
鹿島アントラーズ *** 3 ○ 0 5 ○ 0 1 △ 1 7 9 1 +8 1
FCリリー 0 ● 3 *** 0 ● 1 0 ● 3 0 0 7 -7 4
FC石岡 0 ● 5 1 ○ 0 *** 0 ● 4 3 1 9 -8 3
アントラーズつくば 1 △ 1 3 ○ 0 4 ○ 0 *** 7 8 1 +7 2


ばらきSC 高崎SSS 古河SS 古河AZUL 勝点 得点 失点 得失点差 順位
ばらきSC *** 1 ○ 0 0 △ 0 5 ○ 0 7 6 0 +6 1
高崎SSS 0 ● 1 *** 0 ● 5 1 ● 2 0 1 8 -7 4
古河SS 0 △ 0 5 ○ 0 *** 1 ● 2 4 6 2 +4 3
古河AZUL SC 0 ● 5 2 ○ 1 2 ○ 1 *** 6 4 7 -3 2

プロジェクトSS 〜挑戦者たち〜

第三話 「夢!途絶える」

ベスト8による3次リーグの戦いが始まった。大会3日目は4チームリーグ戦の2試合が組まれている。最終日の決勝へ駒を進めるのはこの中の1チームのみ、リーグ戦とはいえトーナメント戦のつもりで戦わなくてはいけない。負けられない戦いのはずだった。

● 第1試合 対 古河アズーSC 1●2

公式戦4度目の対決。そのすべてが接戦であり今回もその戦いは避けられない。いつものような試合展開には見えるがどこかちぐはぐ。局面でのボール支配はアズーのほうが上回っている。
前半を終え0−0、後半開始早々に右からのボールをトップがつめて先制するも相手FKから同点弾をゆるす。一進一退の攻防が続く中、チャンスはあった。シュートは枠に飛んでいるがゴールが奪えない。残り2分でカウンターぎみで2点目を奪われる。
もう前しか見えない。左サイドをドリブルで突破しゴール前に切れ込むも必死で守るアズー、ラストチャンスのコーナーキックからのヘティングがバーを越えた瞬間タイムアップ。
その場に倒れこむ選手たち。この敗戦の重みはみんな分かっている。

● 第2試合 対 ばらきSC 0△0

 気持ちを切り替えて残りを勝ちに行かなくてはならない。すでにばらきは第1戦を勝利している。本来の自分たちのサッカーができれば勝てるはず、勝ちを意識するあまりパスにせよ、シュートにせよ力みすぎな感じがする。前半のピンチもDFの体を張ったプレー、GKのファインセーブで切り抜く。またしても前半0−0、後半に入りポジションを変更、得点を取りにいくも、ばらきもさすがに強い、さらに攻撃の枚数も増やすも得点できずスコアレスドロー、後ろのコートでアズーが勝利、この時点で全国大会の夢!途絶える。

 苦渋、苦悩、です。しかし、どういった形にせよコメント残さなければならなかった。次の世代のためにも、古河市のためにも、これからサッカーを始める子供たちにも。
第34回全日本少年サッカー大会 茨城県大会 まだ終わっていない。次週ラストの試合を全力で戦ってほしい。微かな望み、関東大会出場をかけて。
気取った言葉を書き綴るわけでもないが
サッカーを始めてまだ4.5年、でもここまでサッカーが上達した。好きになれた。
必ずこの悔しさがこれからのサッカーで花咲く時がくる。その時こそ咲いた花を見て喜ぶのではなく、咲かせた根っこの恩を知ることだろう。古河一、気迫ありがとう。古河二魂ありがとう。RJC、ど根性ありがとう。古河三SC、闘争心ありがとう。古河JFC、底力ありがとう。古河SFC、サッカーを好きにさせてくれてありがとう。そして古河SS、熱き心ありがとう。

次回最終話、「最後の戦い」乞うご期待!
古河SS


■ 決勝、3位決定戦 (2010年6月20日、27日)

決勝戦 鹿島アントラーズ 1 - 1 ( 6 PK 5 ) ばらきSC
3位決定戦 アントラーズつくば 5 - 1 古河AZUL SC
5位決定戦 FC石岡 0 - 3 古河SS
7位決定戦 FCリリー 3 - 1 高崎SSS


プロジェクトSS 〜挑戦者たち〜

最終話 「最後の戦い」

先週の時点で全国大会出場の夢は絶たれたが最後の戦いを順位に関係なく目の前の試合をチーム全員の力で勝ちにいく、全力で戦うことを決め父兄も5年生も精一杯応援し、見届けることを誓う。

● 3次リーグ最終戦 対 高崎SSS 5○0
早くもエンジン全開!開始2分で本田トモヤの先制ゴール。さらにサイドの長友ダイからの攻撃でゴール前へ、大久保シュンのループシュートをキーパーがはじいた所を中村ゲンが頭で押し込み2点目、後半に入っても押し気味の展開が続く、ちょっと遠めのFKを中村ゲンが決め3点目、相手チームは体の大きな選手が多いがセンターの中澤ケントと森田マルクス闘莉王が完全封鎖!コーナーキックから利き足は頭の駒野テツが気迫あふれる飛び込みで決め4点目、そのまま負傷退場したが変わって入った岩政ツネが体を張ったプレーを見せる。
後半からゴールを守る楢崎ナオヤ、川口コウキといういいライバルにめぐり合えたことで成長した。その楢崎ナオヤからのパントキックのボールを矢野レンと中村ゲンのアイコンタクトから5点目をゲット。3次リーグ1勝1敗1分けグループ3位で終えこの後順位決定戦に臨む。

● 5位6位決定戦 対 FC石岡 3○0
先発全員6年生でスタート、玉田ナツが前線から水を得た魚のようにプレッシャーをかけ続け、右サイドからインターセプトがさえわたる内田グシとドリブルで何度も突破をしかける松井シュウタロウでチャンスが続き、コートを縦横無尽に駆け回る阿部リュウセイがゴールを狙うも点が奪えない。前半で数十本のシュートを放ちながら0−0で終える。
後半に入り世代交代の波が訪れる。トップ下に入った長谷部トミがボールをさばき、トップの森本ジェットへわたり豪快な先制点が生れた。その後にもバックヘッドで2点目も奪う。森本ジェットショーの始まりだ。今大会初出場の遠藤ユタカも独自の動き出しでゴール前に上がり絶妙なセンターリングを豪快な空振り、これから先どんな伝説を作り出すのか楽しみな選手です。最後は川口コウキからの伸びるキックを抜け出した森本ジェットが決めハットトリックで幕を閉じた。

先日の敗戦でどれだけの涙を流した事だろう。その悔しさや涙で今までのサッカーのどん底と感じたならば、底からがはい上がるためのスタートにしたらいい。どん底より下はないし、これからのサッカー人生のほうが長いのだから。
監督・スタッフも力強く言ってくれた。この敗戦を決して無駄にしないためにも全力で子供たちに向かっていくと・・・
最後にすべての関係者、応援してくれたみんなありがとう。
本当にありがとうございました。心から感謝申し上げます。
古河SS父兄代表 中山
プロジェクトSS 〜挑戦者たち〜  完      

スタッフ
脚本    ・・・ナカヤマ 
主題歌   ・・・地上の星(中島みゆき)
演出    ・・・ニシイ 
プロデュース・・・フジサワ
協力    ・・・古河市サッカー少年団事務局
監督    ・・・アキバ 
コーチ   ・・・フルサワ・オカザキ
キャスト

1ナオヤ・・・ときおり見せる神がかり的なセーブでチームを何度も救ってきた。
2ダイ・・・小柄ながら、相手に競り負けない身体能力を誇る左サイドバック。
3グシ・・・左右両サイドバックをそん色なくこなし、攻守の堅実性では群を抜く実力。
4モリタ・・・身体的強さを生かした守備で相手を封じ込め的確なカバーリングが魅力。
5ケント・・・抜群の統率力で最終ラインをまとめる守備の要。中距離砲も持ち味。
6リュウセイ・・・体を張った守備と縦への突破を特徴とし、攻撃に勢いを与えた。
7シュン・・・抜群の加速性と切れ味で前線の両サイドのエリアを主戦場とした。
8シュウタロウ・・・柔軟なボールタッチと感性で、チャンスを作り出すドリブラー。
9トモヤ・・・驚異的なパワーから、両足、頭とどんな形からも得点を重ねた。
10ゲン・・・FWやトップ下、サイドのMFをこなし、豊富な運動量で攻撃の司令塔。
11ナツ・・・トリッキーなプレーを持ち、スピードに乗った時は誰にも止められない!
12レン・・・懐の深いボールキープから攻撃の基点になるマルチプレーヤー。
13ユタカ・・・独特な間を持ち、ガッツあふれるプレーでチームに刺激を与えた。
14ユウト・・・スピードと、高いテクニック、ねばり強いプレーからゴールを量産。
15コウキ・・・安定感とシュートへの反応の良さ、守備範囲の広さに定評。
16テツ・・・貴重な場面で威力を発揮するヘディングの強さが頼もしい。
17トミ・・・攻撃的な位置を得意としゴールへの意欲も見せるFW。センスは抜群。
18ツネ・・・危機的状況を未然に察知し、鋭い出足でピンチの芽をつみ採った。




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古河市サッカースポーツ少年団